2019/07/29 15:42



この器の最大の特徴は、とにかく手間がかかるということ。
下地で浮き上がる釉薬は、職人が一線一線爪に釉薬をのせ弾いてつけていきます。
より豪華さを増すために、釉薬を濃くのせるのですが、この作業が痛みを伴うので、出来る数が非常に限られます。
筆ではじく技法よりも、ものすごく細かい模様にオリジナリティがにじみ出ています。
後から金と銀を上乗せしますが、手の脂を飛ばすために、再度空焼きしてから色をつけます。
そこまですることにより、同じ金・銀でも非常に鮮やかな仕上がりになります。



徳利の商品ページはこちら

盃の商品ページはこちら